纏のルーツは、戦国時代の陣営を示す馬印。 その後は形を変え、江戸時代の町火消が用いたものが現在の纏の原型です。
町火消の纏は消火活動の際の目印になるとともに、消火にあたる仲間たちの士気を高める役割も担っていたと言われています。
八雲会の黒纏は、桶川の黒神輿の露払いとして先導します。 担ぎ手の士気を鼓舞し、観衆を盛り上げ、桶川祇園祭りがより盛大で華麗な祭典となるよう纏を振り上げています。